30kg背負ってフルマラソンに挑戦

2017年2月12日(日)に開催されるいわきサンシャインマラソンにて眞舩孝道選手がなんと30kgの重りを担いでのフルマラソン完走に挑戦されます。眞舩選手からいただいた熱い企画書をご紹介します。

チャレンジ(挑戦)内容

フルマラソン(42.195km)部門において、30kgのザックを背負って、制限時間6時間以内完走を目指す、挑戦企画です。

福島県いわき市における冬の風物詩「いわきサンシャインマラソン」。

当マラソン大会は、東日本大震災からの復興工事が進む海岸沿いや市街地を駆け 抜け、例年、北は北海道から南は沖縄に至るまでの約8,000人が挑むビックイベント。

日本陸上競技連盟公認のフルマラソンをメーンに、いわき陸上競技場をスタートし、アクアマリンパークをフィニッシュとする日本陸連公認の42.195キロのコース設定。

ちなみに、眞舩自身のフルマラソンベストタイムは、2時間26分58秒。

チャレンジするにあたり

人生は自分で面白く作っていくもの。

平凡な毎日に明け暮れてしまうのはもったいない。

順位やタイムだけではない挑戦もしてみたい。今しかできないこと。

この年齢だから、この 環境下だからこそ、挑戦し甲斐があること。

それは、ひとそれぞれある。

それをやる(挑戦)か、やらないかは、私(個々)次第。

今年の私の挑戦は、まずはこれです。

コンセプト

家族への想い。家族へのメッセージ

30kgという重さは、息子たち2人の体重を合わせた重さでもある。

長男(24kg)+次男(6kg)=30kg

次男においては、昨年(2016年2月)に、わずか“600g”の超未熟児で誕生。

▼Facebook記事参照 https://www.facebook.com/takamichi.mafune/posts/928294053914157

防災ヘリにて、仙台の東北大学病院へ搬送されて誕生。母子ともに助けていただきました。

その次男も、おかげさまで、今月まもなく1歳(2月18日)を迎えることに。

長男もスポーツ大好きなとても元気で活発な、今春小学校3年生になる少年。

ふたりの父として、夫として、息子として、家族へ、メッセージある走り、いくつになっても果敢に挑戦する姿をファミリーに見せたい!

雪国の南会津から、日本のハワイ南国いわきへ!

豪雪地帯の南会津へ移住して、2年目の冬。

昨シーズンは、暖冬だったこともあり、過ごしやすい冬でしたが、今冬は、本格的に豪雪地帯での生活がスタートしています。

朝起きて、まずは玄関前の雪掻き。続いて、出勤するために、車の雪下ろし。そして、最後に、一般道路に出るために、除雪車によって巻き上げられた雪を、自身の車が出るための除雪作業。朝だけで、小1時間は、こんな除雪作業が続きます。

これもトレーニングと位置付ければ!大きな活動力ですね。

チャレンジの舞台となるのは、同じ福島県内でも、南国いわき市。

福島県の東南端、太平洋の海沿いに位置し、冬でも温暖で、とても過ごしやすい気候が特徴です。さらに、日照時間は全国有数の長さを誇っており、

2006年の映画「フラガール」の舞台としても有名で、日本最大規模のハワイをテーマにしたテーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」もあり、ハワイ色を強く出した観光イメージを行っている、まさに日本のハワイ「いわき市」です。

眞舩が生活する南会津地方は、東北地方、並びに福島県の最南端に位置し、冬は厳しい日本海型に属する。特に西部地区は特別豪雪地帯に指定され、2~4mの雪が降り積もる場所です。

雪国でのトレーニングはどうしているの?

ランニングにおいては、雪が深々と降る中では、路面はキュッキュッと締まっているいるので、ペースうんぬんは別として、走りやすい。しかし、除雪された後、氷点下の世界ではすぐにアイスバーンと化し、スケートリンク状態に。

ここでのランニングは、慎重に慎重に。滑って転んでは、起き上がっての繰り返し。

最近では、リスク回避として、どうせ滑るなら、滑るトレーニングをはじめからしてしまえば良いだろう!とトレーニング内容を見直して、「クロスカントリースキー」に行こうして、全身持久力強化を養っています。

また、雪が降り続き、深雪状態の時には、スノーシューを装着して、野山を駆けまわるトレーニングへ移行させます。

約1kgほどの重り(スノーシュー)を装着させて雪上を駆けまわるわけなので、通常のランニングに比べたら、負荷は倍以上、相当なものになります。

足(膝・太もも)を上げるのに必要な、大切な筋肉が「腸腰筋(ちょうようきん)」。

この筋肉は、体幹と大腿部をつないでいる筋肉群(大腰筋・小腰筋・腸骨筋)で「太ももを前に上げる」働きを持っています。

この筋肉を鍛え上げるイメージで、スノーシューを履いてのトレーニングも行っています。

トレーニング風景

意気込み!手ごたえ!

豪雪地帯の南会津地方から、南国いわき市への大遠征。

当日、気候的な適応への不安もありますが、やはり一番は「30kg」は、ハンパな重さではないですね。

国体(山岳競技:縦走)時代に使用していた、重り(鉛・鉄板)を引っ張り出して、後は、柔軟性のある紙粘土で肩や腰などに分散しながら、「30kg」にパッキング作業、調整に余念がありません。

昨夏のチャレンジ企画【「1day 安達太良連峰トレイルFKT」にチャレンジ!太陽が沈むまでに70kmのトレイルを走破できるのか?】このチャレンジにおいても、10kg以上背負って、75kmを17時間で行動出来たわけなので、手ごたえは感じています。体力的にも、時間制限が無ければ、行動(42.195km)できる自信はあります。

【参考記事:山と渓谷社(MtSN)】https://www.mtsn.jp/journal/detail.php?id=825

ただ、一番の心配事は、関門・制限時間があること。

いわきサンシャインマラソンの完走制限時間は6時間。当然、途中の各ポイントには、関門時間も設けられている。

1kmあたり「8分」ペースで進むと、5kmで「40分」ペース。10kmで「80分」ペース。

40km地点で「5時間20分」となります。

体力はもちろんのこと、時間との闘いでもあります。当日の体調や天候も。

上手く行くか、行かないかは分からない。

もちろん、成功させるつもりで、挑んで行くが、ただ、途中で関門にやられて、足止めされても、この挑戦(二人の子供を合わせた30kg)には、意味がある。

今しかできない挑戦。今だから出来る挑戦。未だかつてない挑戦だ!

その姿を家族に、仲間に発信したい。一生懸命に、挑戦することの大切さを。オモシロさを。

自分の人生は自分でマネジメントして、オモシロくして行く、大切さを。

【プロフィール】眞舩 孝道 Takamichi MAFUNE

http://www.salomon.co.jp/softgoods/team/rider/13/mafune-takamichi

■ 株式会社EWM ファクトリー 南会津開発センター

■ ふくしまトレイルランニング振興会 代表

■ SALOMONアスリート/アウトドアアンバサダー

■ 福島県南会津地方在住(西白河郡西郷村出身)

■ 1978 年生まれ(38歳)

■ mafu-blog + 山と魂+ http://ameblo.jp/555mafu555/

■ facebook https://www.facebook.com/takamichi.mafune

■ instagram https://www.instagram.com/mafu_run_trail/

小学校から高校までの約10年間を野球少年として過ごし、大学時からフルマラソンに挑戦。

野球から転向後、3年目にしてフルマラソンを2時間26分で走る。大学卒業後、地元福島県に 戻り、私立高校(郡山市)で、生徒を指導する傍ら、国体の山岳競技(縦走)と出会う。2007年をもって山岳競技(縦走)が国体から廃止となると、次なる活動ステージを「トレイルランニング」へと移行し、私立大学職員(福島市)として働く傍ら、春夏秋は トレイルランニング・MTB、冬はクロスカントリースキー&スノーシューと、オールシーズン福島県の雄大な自然環境を活かしたマウンテンスポーツ活動を精力的に行う。

2015年の春からは、より豊かな自然環境でのライフスタイルを求め、福島県南会津地方へファミリーで移住。春夏秋冬、ふくしまを駆ける「Mountain Player」として、全身全霊のマウンテン ライフを発信し続けている。

元福島県代表の国体選手であり、少年期から現在に至るまで、スポーツを通した人々との出会いに恵まれた感謝の想いから、“福島県”と“スポーツ”への想いは人一倍大きい。

その想いの中で「トレイルランニング」という新しいアウトドアスポーツを通して福島県民、  並びに福島県を訪れていただける方々の「夢づくり、地域づくり、人づくり」のお手伝いができればと、2012年に立ち上がったふくしまトレイルランニング振興会代表、ふくしまトレイルランニングクラブマネージャーを務め、オールシーズン福島県の大地を元気いっぱいに駆け回る本格派サラリーマンアスリート&パパさんアスリート。

主な競技成績

2002~07年
国体山岳競技(縦走)福島県代表選手(うち優勝2回、準優勝2回)6年連続出場
2011年
XTERRA JAPAN Trail Run 日光白根丸沼大会(30km)優勝
XTERRA Trail Run World Championship 米国ハワイ州 出場
2012年
全日本山岳スノーシューグランプリシリーズ 準優勝
2013年
第1回信夫山暁まいり福男福女競走 初代福男
北海道大雪山ウルトラトレイル(110km)第3位
モンゴル Gobi Desert Marathon2013ゴビ砂漠マラソン(250km:6days)総合優勝
2014年
安達太良トレイ(50km)第6位
2015年
Fun Trails 秩父&奥武蔵(100km)第10位
2016年
1Dayチャレンジ安達太良連峰9つ全登山口一筆書き走破成功(75km17時間)
SPA-TRAIL草津(38km)第4位
裏磐梯スカイバレーヒルクライム大会(MTB部門16km)第7位

メディア掲載

山と渓谷社
「1day 安達太良連峰トレイルFKT」にチャレンジ!」
太陽が沈むまでに70kmのトレイルを走破できるのか?
https://www.mtsn.jp/journal/detail.php?id=825
https://goo.gl/ZA9h23

福島民友新聞社
安達太良連峰走破に挑戦 真舩さん、福島県復興を全国に発信へ
http://www.minyu-net.com/sports/running/FM20160804-097781.php
http://www.minyu-net.com/sports/running/FM20160809-099238.php

福島トヨペット ハイエースフェア トークショー 福島ビッグパレット
http://www.do-blog.jp/needsbox/article/7354/

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