こんにちは!オルガニックアンバサダーの大沢です。
先日、「柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~」という100kmのウルトラマラソンを走ってきました。
100kmのレースは1年ぶり4回目。
今年は故障の影響で練習があまりできなかったため、目標は「楽しく完走」に。
昨年は「サブ10(10時間切り)」を目指していていたからとっても辛かった。
今年は最初からゆっくり走るつもりだから楽勝だろうと思っていたのに、100キロはやっぱり100キロ。
長い長い道のりでした。
直前半年間の月間走行距離が数km~42kmほどなので、走力もだいぶ落ちたかな。
さて当日。
私がエントリーしている陸連登録の部は6時30分にスタートです。
会場は家から1時間ほどの場所だったので、5時ちょっと前に家を出て会場へ。
到着したのがスタート時刻の30分前だったのですが、柴又100Kはゼッケン・チップが事前送付で、会場では自分のゼッケンの場所にドロップバックを預けるのみなので、程よい時間にスタートブロックに並ぶことができました。
(本当は仲間と集合写真を撮る予定だったのですが、それは間に合わず…)
6時30分、スタートの号砲とともにスタート。
トップランナーが走り出すなか、私はというと、コース脇で応援をしてくれている人たちとハイタッチ&写真撮影。
完走すれば良いと思っていたので、かなり心にも身体にも余裕をもったスタートでした。
実際、100kmという距離を10時間以上かけて走るわけですから、数分遅れは誤差の範囲。
コース上のごった返しや補給時の混雑を避ける意味でも、今回は少し後ろを走る作戦としました。
スタートから20kmくらいまでは涼しくて気持ちよく、「日が高くなったら被ろう」とキャップをウエストポーチにひっかけて、用意したブドウ糖をおやつ代わりに食べつつのんびりジョグ。
エイドステーションで水や食べ物を補給していると、けっこう「あれ?大沢さん?」と声をかけられます。
ウルトラランナーの業界(?)って、けっこう狭いんですよね(笑)
知っている人だったり、Facebookページを見て応援してくださっている人だったり。
特に柴又のようにずっと同じような景色が続くコースだと、声をかけてもらえるのが刺激になって本当にありがたいです。
とはいえ、30kmに差し掛かる頃には走り出してから3時間以上。
さすがに景色に飽きてきます。
本気で走っているときは走ることに集中しているので周りの景色なんて全然気にならないのに。
40kmには少し大きなエイドステーションがあるので、まずはそこを目指そうと気を取り直そうとしますが、なかなかたどり着きません。
延々と続く河川敷。
さらに、朝からの向い風もだんだん強くなってきました。
わりと集団の中にいたこともあり、前のランナーの背中を借りて風を避けることでなるべく体力の消費を防ぎます。
スタートしてから約4時間15分。
やっとのことで40km地点のエイドステーション「エコ・スポいずみ」にたどり着きました。
「エコ・スポいずみ」は折り返し地点にあるレストステーションの次に大きいエイドステーションで、おにぎりや梅干し、地元の特産品を食べることができます。
私はここで食べられる蜂蜜を毎年楽しみにしています。
まだ序盤。
補給もそこそこに、「頑張ってね」とスタッフのお母さんたちに見送られ、次の目標は10km先にある折り返しのレストステーションに向かいます。
ここでふと。
「あれ?そろそろお昼に差し掛かるんじゃない…?」
サングラスを外すと日はだいぶ高くまで昇り、さんさんと眩しく降り注いでいました。
がびーん。
頭皮の日焼け確定。
あんまり暑くないし、サングラスをかけていたから気づかなかったんですね。
そういった意味では、暑熱順化には大成功だったといえると思います。
でもよく考えたら頭皮だけじゃなくてサングラス焼けもしているかもしれない…
シミ・そばかすだって気になるお年頃。
折り返し地点の手前で一気にテンションが下がります。
ただ、しょんぼりしていても仕方ないので、50kmのレストステーションではトマト・うどん・スイカをしっかり食べ、ドロップバッグに入れていたオルガニックやサプリ類を補給。
さて、後半もがんばります。
レストステーションを後にして、再び河川敷に戻ります。
いつも後半戦のスタートはわりと新鮮な気持ちで走り出せるのですが、今回はレストステーションで食べすぎたせいでお腹が重くてさすがに走るのが辛い…
と思ったのも束の間、レストステーションで一緒に摂取したサプリのおかげでぐんぐん消化されていき、オルガニックという強い味方の後押しにより再び走り出すことができました。
とはいえ練習は嘘をつきません。
体幹の筋肉の疲れからフォームが乱れ、だんだんと膝や足首への負担が大きくなってきているのが分かりました。
60kmを過ぎたころにはペースもキロ7分がやっと。
それ以上のペースを出せる気配もなく、落ちる一方という予感がしていました。
ただ、オルガニックのおかげで集中力というか、気力?は保ち続けることができたと思います。
膝・足首は痛くても頭は冴えていたので、残りの距離と制限時間から逆算。
そのままのペースで落ち続けると制限時間ギリギリか、もしかしたら間に合わないかも…
そう思っていたところ、また「大沢さん」という声が。
柴又仲間です。
気持ちが少し弱くなっていたところに、渡りに船。
距離にしたら10km近くになるでしょうか。
一緒に走って引っ張ってもらいました。
痛みをこらえながらなんとか着いていったことで貯金ができ、90km地点で残り時間は2時間30分。
完全に止ってしまうようなことがなければ、完走はできそうです。
痛くても、辛くても、とにかく前へ前へ進みます。
90kmからの5kmを52分、95kmからの5kmを1時間かけて走り(歩き)、ついにゴール!
13時間21分07秒。
昨年より2時間半遅いものの、完走メダルを無事にもらうことができました。
さて、翌週はトレイルレース(笑)
どうなることやら。。
次回に続きます!
大地の恵み・自然の力のみでつくられたエナジー・ジェル
オルガニクスの購買ページはこちら
==========================
【ライター】大沢光慧
http://www.organiq.jp/blog/?p=288