スポーツ整形外科医が身を持って感じたシリーズ② 〜ギプス攻略法 基礎編〜

皆さんお元気ですか?走るオルバサダーの諏訪です。
前回の記事では松葉杖の攻略法について書きましたが、今回はセットとなることが多いギプスについてです。
整形外科では手から肘までの上肢と膝から足までの下肢の骨折に使われることが多いですが、背骨の骨折に使われることもあります。

昔は石膏のギプスでしたが現在は赤ちゃんの股関節脱臼の整復固定や装具の採型などに限られ、主流はプラスチックです。
強度も高く、軽いのが魅力です。

巻く部位に薄い靴下のようなものを付け、その上に綿の包帯をぐるぐる巻き、さらにその上に水に濡らしたギプスを巻きます。
種類にもよりますが、熱を出しながらだいたい5分くらいで固まります。

整形外科医として研修医時代も含めて数多くの患者様に数百メートル?のギプスを巻いてきましたが、自分では初体験です。

率直な感想としては

意外と軽い!
かゆい!
足がむくんで窮屈!
ストレスが溜まる!
お風呂どうしよう!??

前回の松葉杖と違って、ドクターに巻いてもらうことになりますので、自分ではどうしようもないところもあります。
しかし、ちゃんと巻けているかを見極めるポイントがありますので安心してください。
変なところがあったらドクターに指摘しましょう!

⑴ きつすぎないかな?
骨折や捻挫では中で出血しますので、パンパンに腫れます。
ギプスはカチカチであり一度巻いて固まると広がらないので、あまりにきつすぎるとその部位の血管や神経が圧迫されて血流障害や麻痺が起きたりします。
しっかりと手指・足趾が動かせるか、皮膚の色が青白くなっていないか、しびれがないかをチェックしましょう。
あればギプス障害ということで永続的な後遺症を作らないためにも一刻も早くカットして圧を逃がしてあげる必要があります!
骨折はかなり痛いですが、通常はギプスをすると骨折部が動かなくなるので痛みは楽になるはずです。
帰宅してから徐々に痛みが増す場合にも要注意ですね‼︎

⑵ 緩すぎないかな?
ギプス障害を起こさないように少し緩めに巻いたらいいのではと思う方もいらっしゃると思います。
そもそもギプスは骨折部を動かないように固定するための道具ですので、本来の意味が無くなってしまいます。
緩いと締め付け感がなく快適かもしれませんが、骨折部がズレてしまう可能性が高く、こちらも要注意ですね‼︎

⑶ 長さは大丈夫かな?
ギプスは長い方が固定力は高くなりますが、本来動かすべきところ(例えば手関節の骨折であれば手指、足関節の骨折であれば足趾)までかかってしまっていると不要な場所の関節が硬くなってしまったり、血栓ができやすくなってしまいます。

番外編
ギプスカットでは電動ノコギリのような機械で行いますが、特殊な刃で少し肌に触れたくらいでは皮膚は切れず、綿と靴下でも守られていまので安心してください。

合言葉は『適度なきつさと適度な長さ』
チェックポイントをしっかりと覚えておくことで、自分のカラダを自分で守ることができます‼︎
ドクターの巻き方を厳しい目で観察するのもいいかもしれません 汗汗

 

 

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スポーツ整形外科医が身を持って感じたシリーズ①  〜松葉杖攻略法〜 

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