こんにちは、中島英摩です。
今年の梅雨は短かったですね!もう梅雨明けとは!
雨は大事な大地の恵みですが山好きにとっては週末が雨だと山に行けずモヤモヤするので嬉しかったりもして複雑なところです。
かくいう私は梅雨がどうこう以前にすでにもう5月から一足お先に夏山シーズンインしています。その一部を写真と共に紹介します。
群馬の友人が連れて行ってくれたちょっとマイナーな山
笹、笹、笹。
とにかく腰くらいまでの笹生い茂る中をかき分けながら歩く縦走。
ゴールデンウィークは佐渡島へ。メインとなる稜線上はご覧のとおり遠くまで見渡せる美しい景色。
なによりも、山と海が近く、テント泊ならば稜線から海に沈む夕陽を見ることのできる最高の場所。
北八ヶ岳、蓼科山。女神茶屋登山口から日帰り登山。大きな岩が積みあがったようななかなかの急登。ぐんと標高を上げることができて心肺も鍛えられる。
山頂はだだっぴろい。
晴れていれば山頂から八ヶ岳山麓の緑のじゅうたんが望める。
下山は苔むした神秘的なトレイルで。
浅間山の向かい側、篭の戸山。 標高2200mあり、わずかな獲得標高でも息が切れる。
夏山シーズンに入ると意識することは、月間走行距離よりも、月間獲得標高。
どれくらいの標高差を積み上げているかを意識しています。また、ここ数年は初秋あたりで海外レースに出ているので、標高の高いヨーロッパで順応できるよう、できるだけベースの標高も高いところへ出掛けるようにしています。
今年は5月から徐々に標高を上げてきたおかげでいまはもうすっかり標高には順応していて、岩場の上り下りの感覚も少しずつ戻ってきたような気がしています。
ORGANIQジェルは、甘すぎない味が食べやすい。ドロンとしたジェルが苦手なので、ゼリー状なのも良い。カロリーは高くないので、固形物などと一緒に。
日本最大急登、甲斐駒ケ岳黒戸尾根。その途中に見える鳳凰三山。
甲斐駒ケ岳山頂に登って・・・普通はここで同じ道を戻るのですが・・・
早川尾根方面へ縦走し、広河原まで下りるちょっとハードなコースも行きました。
これはニセコの縦走路。
あいにくの霧とガスが一時森を包んだけれど、しっとり美しかったりもする
ニセコオートルートという縦走路を端から端まで。とにかく登りが直登直登!稜線は美しいけれど取り付きから稜線に出るまでの樹林帯が結構険しい山域。
アンヌプリ。この近くにはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリなど同じような名前が連なります。なんだかやっぱりちょっと植生も雰囲気も違う北海道の山。
アンヌプリから見る羊蹄山。
そして、羊蹄山。北海道の日本百名山は初めてでした。
実は9月に再びロングレースにチャレンジします。単純に山が好きで、あるいは仕事で、山に登る機会が多い私ですが、今年はちょっと違います。あとたった1ヶ月半ほど先のそのビッグチャレンジに向けて、楽しくも質の高い練習がいかにできるか。
あとわずかな週末。
まだまだ夏山、行きますよ。
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Emma Nakajima –中島 英摩-
OUTDOOR Writer & PR Plannner
登山、トレイルランニングを中心にアウトドアアクティビティをライフワークにフリーランスとして活動。通年を通しての登山、トレイルランニングは海外レースなどにも挑戦。フランス、イタリア、スイスを巡る100マイルレースUTMB(Ultra-trail du Mont-Blanc)なども完走している。